ティム・クック氏は訪問中に、アップルは中国に引き続き注力していると述べた。

ティム・クック最高経営責任者（CEO）は今週、アップルは中国への注力を継続しており、同社と中国との30年にわたる関係で達成してきたことを大切にしていると語った。

クック氏は中国歴訪を続ける中、中国政府関係者との会談中にこの発言を行った。

アップルはクックCEOの訪問を事前に発表していなかった。私たちが初めてそのことを知ったのは、CEOが今週初め、地元のアップルストアで開催されたゲームトーナメントに出席した時だった。

ソーシャルメディアプラットフォーム「微博（ウェイボー）」に投稿された短い動画によると、クックCEOは中国南西部の都市、成都にあるアップルの太古里店をサプライズ訪問し、買い物客やスタッフに手を振って短い挨拶をした。クックCEOは「Honor of Kings」で優勝を目指して競い合ったゲーマーたちに感謝の意を表した。

WSJはクック氏と政府高官との2回の会談について報じている。

公式発表によると、水曜日に北京でクックCEOと会談した王氏は、中国は引き続き外国企業への市場アクセスを拡大し、市場志向のビジネス環境の構築に尽力していくと述べた。また、クックCEOは、アップルが中国における30年間の事業展開の成果を大切にしていると述べた。

「中国訪問は非常に順調に進んでいます」と、クックCEOは国営メディアがオンラインで公開した会議のビデオ映像で述べた。木曜日、同CEOは中国の情報技術（IT）規制当局の最高責任者に対し、アップルは現地サプライヤーと共に成長していくことに尽力していると語った。

クック氏は共産党高官とも会談し、農村開発計画への寄付を発表した。